アイデア内容
通販で買ったものが届いた。
早くあけたい、早くこの手に商品を!と目をギラつかせながら段ボールを開けると、ビニールでガチガチに固定された、箱入り娘もびっくりの過剰保護された商品が現れる。
そんな時「このビニールいらねぇーーーー!」と毎回叫びそうになる。
せっかく楽しみにしていたのに、ビニールの登場、予想される面倒くささのせいで、やる気も嬉しさも半減。
このあと、このビニール達をまとめて捨てなきゃいけない。
空気の入っているタイプは、弾力があるので簡単に指でこじ開けるのは難しい。ハサミとかで一つづつ穴を開け、小さくしてから捨てる、、この動作、無駄なゴミを年間何トンこれから日本は生み出し続けるのか。
もちろんTPOなど、商品に合わせた梱包は大事だと思うけど、ワレモノ以外はもっと簡易梱包でいいんじゃないかと思う。
そして、地球に優しい素材で梱包材をつくれば、今問題になってる「プラゴミ」問題を大きく改善できるのでは?と思う。
そして梱包材の素材には、ニュースなどでたまに取り上げられる「廃棄野菜」などを使えないか?と考えた。
もちろん、食べるために丹精込めて作られた野菜達。梱包材になるなんてもったいない。
そんな声もあるかもしれない。
でも毎年、せっかく作ったものが廃棄されるより「役に立つ」「売れる」ものになったほうが喜ぶ人が増えるんじゃないだろうか?
そんな「梱包材」×「廃棄野菜」で新しく、地球に優しい、人にも優しい、「廃棄野菜からできた、紙梱包材」を作れないだろうか。
それは手で破ることができ、柔らかく、紙風船のように優しく空気を包んだり、ワレモノを厚く包むこともできる、多様性のある梱包材になる。
廃棄されるはずだった野菜には利益が生まれ、毎年情勢に左右されづらい「物流業」に、左右されやすい「農業」が参入できるから、今より安定を目指せる。
なにより、一瞬しか役に立たないプラゴミの量をかなり減らすことができる。
この梱包材には、そんなメリットが沢山生まれるんじゃないかなと思う。
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